2020年4月26日(日)=休刊日

■<新型コロナ>市医師会・木村会長「非感染の証明に受診しないで」

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、市内の医療機関に、自分は感染していないと証明するため、来院する事例が確認されていることが分かった。市医師会の木村守和会長が25日、市役所で、清水市長の臨時記者会見に同席した際に明らかにした。

木村会長は「勤務先から求められると聞くが、新型コロナウイルスに感染していないことは証明できない」と述べ、市民に対して適切に受診するよう要請した。

また県を挙げ、大型連休中に県境をまたぐことを自粛する方針を踏まえ、木村会長は、東電福島第一原発の廃炉作業や、昨年10月に発生した水害の復旧作業に従事するため、県外から来市している関係者に向け、「普通であれば地元に帰れるが、いまはとどまってほしい」とも呼びかけた。

清水市長の発熱外来に関する会見は<こちら>。

写真は、市民や作業員にメッセージを発表する木村会長=25日(クリックで拡大)