

十七席目「うなぎ屋」
アロハ~ 常磐亭ハワイでございます。
いつまでたっても、あつ~い~。
民主党代表選も熱?いのであります。
代表が決まったら、寒い冬が来る前に、実りの秋がきますように。
*精のつくもの*
疲れた時には、美味しい物を食べることです、特に精のつく食べ物。
らっきょう・ニンニク・ニラ・ネギ・ショウガを五葷(ごくん)といいますが、やっぱり『うなぎ』ですかね~。ごっくん。
十七席目「うなぎ屋」
ご存じ、与太郎が道端でボーとしている処(ところ)に兄貴分がやってきて、一杯飲ませようと言ってきた。しかし、あまり良い返事が返ってこない。理由を聞くと、先日留公にも一杯飲ませると言われ付いて行った。すると焼き鳥屋、天麩羅屋を通り越し、隅田川まで連れて行かれ。さあ、この隅田川の水を存分飲めと言われたらしい。
「今度は大丈夫だ、鰻(うなぎ)屋に連れて行ってやる。新しく出来た鰻屋に先日いったら、酒と香々が交互に出てきて、いつまでたっても鰻が出てこない。文句を言うと職人が出かけたまま帰ってこない。今日の処はお代は結構です、と言われた。今日も職人が出かけているんだよ。一緒に行こうじゃねえか」
タダで飲めると思って店に入ると、素人の主人が鰻を捌(さば)くと言う。しょうがないので一番活(い)きのいい鰻を注文すると、捌くところかなかなか掴(つか)めない。ヌカをたっぷりつけて、やっと掴んでみたが、鰻を掴み直す度に上に上に上がっていく、
「お?い、誰か梯子(はしご)を用意してくれ」
「ばか、鰻を上に向けずに前を向け」
前を向けたらどんどん前に進んで行って、
とうとう店を出て行ってしまった。
町内を一周して帰ってきた主人が店の前を通り過ぎようとして、
「お~い、ご主人何処へ行くんだい」
「前に回って、鰻に聞いてくれ」
鰻に聞かなきゃ分からない日本にならないよう、景気がうなぎ登りになりますように。
おあとがよろしいようで・・・・・
*お知らせ*
第12回 いわき芸能フェスティバル
【日時】平成22年9月12日(日)午後1時開場 1時半開演【会場】 ラトブ6階企画展示場 ※入場無料
いわき芸能倶楽部 総出演です。皆様お誘い合わせのうえご来場ください。
常磐亭ハワイ プロフィール本名:鈴木久伸 1958年(昭和33年)生まれ。日本大学工学部卒業。大学時代は落語研究会に所属、ヒッチハイクで日本一周。卒業後、いわきに戻り「いわき落語研究会」に入会、その後「いわき芸能倶楽部」を結成。ウクレレ漫談から古典・新作落語までを演じ・「草野心平物語」など創作落語も多数ある。コント集団「稲庭うどん」主宰。
