大きくなあ~れ! パパ・ママ相談室 ⑧
2010年08月17日(火)更新
回答者 本多 淑子さん
ほんだ・としこ 臨床心理士。
相談受け付け中
本欄では、子育て中のパパ・ママの相談を随時、受け付けています。紙面上で本多さんがお答えします。
Eメールで受け付けます。
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夏の思い出を家族で話そう
Q そろそろ夏休みが終わりに近づいてきました。子どもにとって心に残る夏休みにしてやりたいと思いますが、何かアドバイスがありましたらお願いします。
A 今年の夏休みに家族で何をしたかやどこへ行ったか、また鉄棒や水泳などができるようになったこと、毎日頑張ってラジオ体操をしたことなど、思い出を家族みんなで話す機会を設けてみてはいかがでしょう。それを絵日記にしたり、写真集にまとめたりと、親子一緒に取り組む時間を過ごせば、記憶にもまた形としても残せるものとなり、それだけで家族の大きな財産になります。
今から規則的な生活心掛け
Q あと1週間で2学期となります。暑さもあり、夏休み中は不規則な生活になりがちでした。もとの生活に戻れるか心配です。
A 明日から2学期という日になって、急に早寝早起きをさせようとしても、それは無理なことです。1週間前の今日から「早寝早起き」「決まった時間の食事」などに、親も一緒になって心掛けましょう。まだ暑いですが、夏休みには終わりがあることを、きちんと教えないと、園や学校が始まってからの夏休みボケの誘因にもなります。子どものわきについて宿題をみてあげるのも大切です。夏休みの最後は、2学期への準備期間と考えましょう。
家族の間でもルール作りを
Q 公園で遊ばせているときのことですが、お友達におもちゃを「貸して」と言われても、「いやっ」と拒否するのです。いくら「貸してあげようね」といってもだめでした。家の中で親子だけで居る時は優しい子なのに、他人とうまくコミュニケーションが取れないようです。大丈夫でしょうか?
A こうしたコミュニケーション能力は、生活の中で段階を経て育てていくものです。例えば家族の間でも、道具や設備を使う際に順番を決めておいたり、他の家族が使っているときには待つようにするといった譲り合いの心を持つように教えてあげましょう。そうすると、集団の中にもすんなりと入れ、戸惑うことが少なくなるはずです。
そして物事の善悪をきちんと教えましょう。それには、親の方も日ごろの態度をきちんとしておくべきです。子どもはちょっとした仕草も見逃しません。何気ないごみのポイ捨てや携帯電話でのマナー違反などは、厳禁です。
遊びながら楽しんで覚える
Q 来年小学校に入るので、そろそろ文字や 数字を教えたいと思います。
A これも、生活の中で徐々に覚えていくのがベストです。お菓子などを家族で分けるときに、1個2個3個という概念を教えます。また身近にあるパッケージなどの印字を見ながら、文字を教えるなど、遊び感覚で楽しみながら覚えていく程度でいいと思います。早い段階から無理強いをして覚え込ませる必要はないと思います。
叱っても怒らない心掛けを
Q 子どもが言うことを聞かないと、つい手が出そうになってしまい反省の毎日です。
A 叱(しか)ることと怒ることは違います。「叱る」は冷静に悪いことを分からせて諭すことですが、「怒る」は感情をそのままにぶつけてしまうことで、子どもに対しては決して怒ってはいけません。悪いことをしたそのときに、顔を見てきちんと叱ることが大切です。