いわき民報 > いわき市内ニュース

いわき市内ニュース

難関の2級陸上無線技術士試験 海星高で卒業生7人合格の快挙

2010年03月10日(水)更新
いわき海星高、無線従事者国家資格大量合格
 無線従事者国家資格「第2級陸上無線技術士」の試験が先ごろ宮城県仙台市で行われ、いわき海星高(鈴木則喜校長)卒業生7人が合格した。このうち中野友君が完全合格、ほかの男女6人が科目合格を果たした。同資格は電気通信系の短大卒レベルで、完全合格者は受験者のうち1割未満という難関。7人もの高校生が一度に合格するのは全国でも珍しく、中野君は喜びの声を上げるとともに「できるだけ今のうちから勉強して可能性を広げたい」と話している。
  同資格は放送局と航空局、携帯電話等各種基地局、衛星通信の地球局など陸上に施設するほとんどの無線局の技術操作ができ、「無線工学A」(無線機器系)と「無線工学B」(空中線および電波伝搬系)、「電波法規」、「無線工学の基礎」の4科目に分かれる。
  無線工学の基礎は同校専攻科無線通信科を修了すれば免除となるため、生徒たちは今回、3科目の合格を目指して昨年4月に始動。情報通信科3年担任の大楽郁仁教諭に協力を頼み、毎日放課後に補習を行ってきた。中野君は7月の試験ですでに無線工学Bに合格しており、今回の試験で残す2科目に合格。津志田康平、筥崎翼君が2科目、坂本翔吾、佐藤恭一、柳内祐太郎君とアマチュア無線部長として「FMながビー」の企画・運営に尽力した仙坂睦さんが1科目の合格を果たした。
  これまで同校では同資格の合格者は3人が最高だったが、一気に7人もの合格者を出し、鈴木校長、大楽教諭ら学校関係者はこの快挙に大喜び。さらに3日には卒業生119人のうち就職希望者68人全員の就職が内定したことで、同校はダブルの喜びに沸いている。
 7人は全員専攻科への進学を希望しており、中野君は大卒レベルの「第1級陸上無線技術士」の取得に向けてすでに勉強を開始。ほかの6人も残す科目の合格に向け、やる気をみなぎらせている。同校によると、無線通信の世界において1級の資格を有すると、「資格で就職できる」ほど有効な武器となる。それぞれの目標達成に向けて今後も生徒の力になりたい、としている。

同日のニュース

ブログパーツ