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秋の味覚ようやく 小名浜港 今季初のサンマ水揚げ/台風19号関連情報

2019年11月18日(月)更新

最終更新:11月18日午後3時22分


小名浜港に18日朝、サンマ約26トンが初水揚げされた。今季のサンマ漁は、全国的にみて低調に終わった昨年の2割程度の水揚げ量しかなく、記録的な不漁が続いている。


小名浜港での初水揚げが11月にずれ込むのは異例で、40年以上現場に携わるベテランの漁業関係者も「記憶にない」と首をかしげるほど。水揚げされたサンマは本市所属の漁船を含む5隻が常磐沖で漁獲したもので、県内を中心にスーパーや小売、専門店に並ぶ。


同日午前7時すぎ、小名浜港に初水揚げをしたのは第38廣運丸(江名所属)、第11権栄丸と第21権栄丸(中之作所属)、第18鹿島丸(北海道所属)、第38千代丸(宮城県所属)の5隻。


廣運丸の漁労長吉田圭佐(けいすけ)さん(35)によると、同船では16日夜に小名浜港から南東に約50~60キロ離れた海域で網をかけ、7トンほどを漁獲した。本漁場は現在も三陸沖だが、今回は海況が悪く試験的に常磐沖で操業したため、漁場から近い小名浜港で水揚げしたという。


漁期も終盤でしけが多くなる時期に差し掛かり、このまま常磐沖で操業を続けるかどうか不透明だ。


また、小名浜では一昨年、大手の仲買業者が倒産したことで受け入れ態勢が崩れ、まとまった水揚げが難しい状況にある上、今季はさらに例年より1キロあたり100円ほど相場が高いことも拍車をかけ、仲買人にとって厳しい環境に。


今回の初水揚げも420~381円とご祝儀相場となり、仲買人の上野台優さん(43)=上野台豊商店代表取締役=は「正直(今日の売り上げは)厳しい。遠方から船を小名浜に呼ぶと時間や費用がかかり鮮度も落ち、(気仙沼が漁場であれば)車で買い付けに行ったほうが現実的」と語る。


小ぶりになると鮮魚ではなく単価の安い加工・飼料用に回さざるを得ず、相場の高騰は死活問題につながる。


ただ、同日揚がったサンマはこの時期としては型が良く、上野台さんは「刺し身や煮付けに最適ではないか」と太鼓判を押す。漁業関係者も一時的に苦境を忘れ、港は活気に満ちあふれた。


写真は、小名浜港に初水揚げされたサンマ=18日午前7時34分(クリックで拡大)


■台風19号関連情報(18日現在)


①相談窓口や支援金等の申請、ボランティアなど


②生活再建に関する事柄


③被災者やボランティア向けの無料入浴


④入浴支援バスの時刻表(平四小の陸上自衛隊による風呂は終了)

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