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片隅抄

2021.04.05

2021年04月05日(月)更新
500本のティー打撃を1日2回、主力全員が無失策で回るまで終わらない「ノーエラーノック」で鍛えた。第93回選抜高校野球大会で、大分の明豊は紫紺の優勝旗にはあと一歩届かなかったが、決勝までの5試合無失策。高校球児の手本となる見事な戦いぶりだった▼決勝では2―2の九回裏、1死満塁。相手中軸が放った低い遊直が遊撃手の主将のグラブをはじき、サヨナラ敗戦で力尽きたが、2年ぶりに開催したセンバツでさわやかな風を吹かせた▼いわき海星が春のセンバツで戦後最短試合の好勝負を繰り広げたのは8年前。先ごろ、新校名の「小名浜海星」として、平工業と初の練習試合を行った▼2試合行い、初戦は打ち負けし、2戦目は九回を終えて同点。これで終わらないのが〝海星野球〟だ。監督自ら延長戦を志願。結果、サヨナラ負けを喫した。だが、本番の夏に向け、新たなスタートを切ったチームにとって、この敗戦は決して、無駄にならないはずだ。
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