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片隅抄

2020.9.26

2020年09月26日(土)更新
福島市出身の前頭8枚目若隆景が、13日まで10勝3敗と幕内優勝の可能性を残し、きょう14日目は関脇御嶽海との対戦だ▼「わかたかかげ」と思わず噛んでしまうアナウンサー泣かせの四股名だったが、不思議なもので、幕内2場所連続2ケタ勝利と上位で活躍するにつれ、それもほとんどなくなった。福島県出身の幕内優勝力士となると、先代栃東(相馬)の昭和47年1月場所までさかのぼらねばならない▼俗に大波三兄弟。長男の幕下若隆元(渡)、次男の十両若元春(港)、三男の若隆景(渥)の四股名が“三本の矢”で有名な安芸(広島県西部)の戦国大名毛利元就の三兄弟、毛利隆元・吉川元春・小早川隆景に由来することはよく知られている▼その若隆景、13日目は遠藤の休場でタナボタの不戦勝となったが、これで幕内は両横綱を含め8人も休場。途中出場も3人いる。無理を押して出場している琴奨菊の取組などは気の毒でしかない。異常事態といっていい。
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