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片隅抄

2020.5.16

2020年05月16日(土)更新
例年、いわきのスポーツシーンはゴールデンウイーク中に熱戦の火ぶたを切る▼初めは春の高校野球支部大会と夏のインターハイ出場をかけた第1弾の地区高体。6月になると活躍の主役は中学生に移り、夏の全中出場に向けた第1幕、市中体が市内各会場で繰り広げられる▼これらに加え、小学生からお年寄り、障がい者までさまざまなカテゴリーでスポーツが本格始動。取材するスポーツ記者は休み返上で試合会場に出向く。やがて闘いの舞台は県から東北、そして全国へと佳境を迎えるのだが、いわきの夕刊だけに全国大会より市大会に重きを置いて報道する。名もなき敗者にもスポットを当てるスタンスだ▼しかし今年はそれがない。日焼けすることもなく、スコアブックも閉じられたまま。大震災のとき以上の過酷なシーズンだが、例年の大会が中止になっても、何らかの代替大会が開かれることを信じる。鬱憤(うっぷん)を晴らす選手たちの輝く姿を記録にとどめるために。
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