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片隅抄

2020.3.14

2020年03月14日(土)更新
東日本大震災と原発事故により不通が続いていた常磐線。きょう、最後まで残った富岡―浪江区間が再開し、9年ぶりに全線開通した▼震災から2年後に放送されたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」は、津波で不通になっていた北三陸鉄道が再開通の日を迎え、北三陸駅が出発を祝う大勢の地元民で賑(にぎわ)う場面から物語がスタートする▼偶然にもきょうは、そのモデルとなった岩手県・三陸鉄道の久慈駅と普代間が昨年秋の台風被害から立ち直り再び運行を開始した日でもあった▼いわきにいては、再開通を喜ぶ双葉郡のにぎわいを実感できないが、テレビは笑顔で電車を迎える人たちの様子を映し出していた。取材に行くはずだった甲子園の春のセンバツも中止。心はずむ春を迎えるというのに、さまざまなイベントが新型コロナウイルスの感染拡大で中止や順延、規模縮小されて世の中が沈滞する中で、こうしたニュースを目にするとホッとする。紙面も活気づいた。
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