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片隅抄

2020.2.6

2020年02月06日(木)更新
先日、東京の遊園地「としまえん」が閉園するという報道があった。その跡地には、防災公園が整備され、ハリー・ポッターのテーマパークができるという計画らしい▼「そうなんだ」。大抵はその程度の受け止めかもしれない。ただ、学生時代の大半をその近辺で送った抄者にとっては、そこに寂しさが加わった▼あまり知られていないが、そこには遊園地だけでなく、グラウンドがあり、そこで大学の新歓運動会が行われていた。学科対抗の小ぢんまりした運動会だったが、その日のために応援団を結成し、学部内でも盛り上がる年間行事の一つだった。大学が近いということもあり、気軽に行ける遊園地として身近に溶け込んでいる場所だった▼記事によると、入場者数の減少が引き金になっているという。夏になると芋洗い状態のプールを思い浮かべるが、いまは昔の状態なのだろう。少子化に加え、娯楽の多様化の結果なのか、思い出の場所がなくなるのは寂しいものだ。
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