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片隅抄

2020.11.25

2020年11月25日(水)更新
世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、IOCのバッハ会長と菅首相が会談し、延期されていた東京五輪・パラリンピックの来夏開催を確認した▼今回の決定に大会関係者、選手の方々は大いに喜んだことだろう。その一方で、欧州では感染第2波が到来し、都市閉鎖や外出制限が再導入され、経済や生活に深刻な影響が出始めている。日本でも再拡大し、危機感が高まりつつある▼そんな中、国内では五輪開催を歓迎しつつも、訪日客への検査体制はどうするのか、十分な感染対策は取れるのか、など不安視する声が聞かれる。それに対し政府は明確な回答を避けている。昨今の五輪報道を聞いていると、答えは先送りにし開催ありきで事が進んでいるように思える▼東日本大震災からの復興五輪と銘打たれているだけに、被災地としては開催を心から願いたい。ただその前提として国内外の感染状況を踏まえた上で、専門家を交えた慎重な議論が必要だ。
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