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片隅抄

2019.12.6

2019年12月06日(金)更新
犠牲者9人、家屋浸水などいわき市内に甚大な被害をもたらした台風19号直撃から約2カ月が経とうとしている。一過の翌朝、朝日に照らされる中で見たあふれんばかりの新川の増水が目に焼きついている▼東日本大震災時には市民の多くは等しくつらい思い、体験を共有したが今回の台風被害は様相が少し異なる。主に平市街地および近隣地区など局地的なことだ▼1日現在の市の現住人口によると地区別では平114人、好間92人と前月比減が目立つことから、先の災害と無縁ではないだろう。被害直後、さまざまな電話が社に寄せられた▼「ダムの放水はどこが指示したのか」「減免措置の対象外には納得できない」などと憤り、さらに「被害を受けてないやつらには、対岸の火事なんだよな」とあきらめの声もあった。市議会12月定例会が開会した。市長の市政報告では今月下旬、台風災害の検証委員会を立ち上げると表明した。徹底的な調査、反省が求められる。
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