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片隅抄

2019.11.2

2019年11月02日(土)更新
1964年の東京五輪は、「世界中の青空を集めてきたような」秋晴れの10月10日に開幕。後に長く『体育の日』として日本人の心に刻まれる印象深い日となった▼しかし東京以降で秋に開催したのはメキシコとソウルしかない(南半球シドニーは9~10月)。第1回のアテネは4月だったが、1956年メルボルンの暑い11~12月をはじめ、東京以前も夏が多かった▼来年の五輪開催まで残り260日余に至って、舞台裏では急な開催地変更で揺れている。「要は夏にやるからでしょ。1964年みたいに秋にやればいい話」なのだが、選手ファーストではなく〝商業五輪〟に色濃く染まった現在の組織では、開催時期は欧米のテレビ局など札びらを切るスポンサーの〝都合〟がまかり通る▼記憶に残るのは、1984年ロス五輪女子マラソンのアンデルセン選手の悲壮なゴールシーンだ。札幌といえど夏の30度超えは当たり前なのだが…。スポーツの秋なのだ。(五輪を)いつやるの? 秋でしょ!
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