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片隅抄

2019.09.11

2019年09月11日(水)更新
スーパーに行くと、いわき産ナシと書かれた箱が山積みされている。モモの次はナシが旬を迎えている▼ナシ畑のそばで車の窓を開けて止まっていると、ナシの甘い香りが胸いっぱいに広がり、実りの秋を実感する。丹精して育てた作物を収穫する農家の人たちの喜ぶ顔が目に浮かぶようだ。今年のナシは7月は低温、日照不足が続き生育が心配されたが、8月に入り夏らしい天気に恵まれ、収穫は例年並みと聞いている▼作物の出来栄えと同時に、この時期農家にとって最も心配な種は天気だろう。8月の後半、九州を中心に猛威を振るった台風は、幸いこの地域は避けてくれたが、台風15号は市内を直撃し大変だった。9月は台風の発生が続く季節である。収穫前の作物が、台風によってだめにならないよう祈るばかりだ▼果物同様、秋の味覚とされるサンマだが、不漁が伝えられるだけに価格が心配だ。あれもこれもになってしまうが食欲の秋を十分に堪能したい。
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