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片隅抄

2019.08.06

2019年08月06日(火)更新
「平」から改称した「いわき七夕まつり」が、きょうから始まった。広域都市とはいえ、何でも〝いわき〟を付ければいいというものではない、と個人的には思う▼昨夏はこのイベントが100回を迎えたと報じる向きもあったが、郷土史を研究する人たちの異を唱える声も聞かれた。途中、戦時をはさみ休止されたこともあり、正確さに欠けることは致し方ない▼たびたび記すが、盛況を極めた昭和40年代の七夕まつりを知るだけに最近の状況には寂しさを覚える。人出はもちろん、にぎやかだが露店の多さに比べ、笹飾りの少なさは、どういうことだろうか▼もっとも地元商店の数が減る一方、他資本の居酒屋チェーンなどが軒並み増えている。昼の交流人口よりも、夜のにぎやかさを当て込んだものとしか考えられない。それでも自店前に七夕飾りを置く老舗店には、敬服する。〝いわき〟と冠するなら、関係者が一丸になりそれ相当のふさわしい内容を期待する。
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