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片隅抄

2019.07.10

2019年07月10日(水)更新
現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」。著名脚本家のストーリーに期待し、初回から数作は見ていたが、タイムスリップが多々あり、いま一つ感情移入せず、見ない時期があった▼低視聴率と批判を浴びる中、7日の第26回は見ごたえがあった。アムステルダムオリンピック陸上競技に人見絹枝が出場、日本女子選手初のメダリストに輝くまでを菅原小春さんが熱演した▼当初、期待された100㍍決勝に臨むも4位とふるわず、意を決して未知の800㍍出場を願い出る。周囲の反対に耳を貸さず「私このままじゃ日本に帰れません」「日本の…女子選手全員の希望が夢が私のせいで絶たれてしまう」▼涙ながらに訴える姿にこちらも目がしらが熱くなった。90年前とはいえ、世の男たちが彼女の容姿などをして「化け物」「バッタ」などと嘲笑するさまは、いただけない。同性として恥じ入りながらも再放送をおすすめする。
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