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片隅抄

2019.06.21

2019年06月21日(金)更新
昭和40~50年代にかけ、テレビなどでヒーローものの実写、アニメ作品をよく見た。中でも、架空の村をモデルにした「ムーミン」は思い出しても、ほんわかした気分になる▼後年、ある製作会社が時流に乗り、多くのヒット作を生み出した。近未来をテーマにジャンヌ・ダルク的少女が活躍する物語は、今でも再放送の際は見る。以前ある番組で、その会社を紹介した▼業界の巨匠と呼ばれる人物が黙々と作業する若いスタッフを怒鳴る場面を見た時、正直嫌な気分になった。興行収益新記録などと聞くたび、製作する彼らに十分な報酬が届いているのかと疑問に思うことがある▼さて、きょうから本市を舞台にしたアニメ映画「薄暮」が公開された。東日本大震災を体験した高校生の男女が夕暮れの田園で出会い、心を通わせる物語という。あす上映会場のポレポレシネマズいわき小名浜で監督、声優らの舞台あいさつがある。言いたいことは、まずは鑑賞してからだ。
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