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片隅抄

2019.05.13

2019年05月13日(月)更新
令和になって初の大相撲が始まった。注目は貴景勝が新大関の場所でどんな活躍をするかだが、もう1人、新時代にふさわしい粋のいい新入幕力士が白星発進した▼炎鵬晃、24歳。180㌔、190㌔級も珍しくない大型力士時代にあって、169㌢、96㌔の小兵。昨日はインタビューするアナウンサーより小さかった。相撲が盛んな石川県金沢市生まれ。中学時代は団体で日本一、高校でも世界ジュニア選手権軽量級優勝、大学では世界選手権同級2連覇と実績は申し分ない▼プロの土俵でも体格差のハンディをもろともせず、序の口、序二段、三段目と連続全勝優勝し、幕下と十両も9場所で通過するスピード出世だった。初日は185㌔の徳勝龍を寄り切った▼柔道ではもはや死語となった柔よく剛を制すを体現する若手力士。インタビューの受け答えは明瞭で、しかも遠藤も顔負けの甘いマスクだ。大横綱白鵬と同じ宮城野部屋。新時代にはばたく鵬になってほしい。
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