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片隅抄

2019.04.25

2019年04月25日(木)更新
「名選手、名監督にあらず」―これはプロ野球界で言われていること。選手として優秀でも、監督として成功するとは限らないという意味だ▼ただ、現実を見てみると、9連覇を果たした川上監督に始まり、数々の名選手も監督としてそれなりの成績を残しているように思える。つまり、現役の活躍と指導力は別だということを言いたいのだろう。楽天の平石監督がいい例だ。シーズンが始まったばかりだが、首位を走り、東北の地を盛り上げている▼映画の世界でも同じことが言える。最近で言えば、クリント・イーストウッドがそうだ。西部劇と、ダーティー・ハリーの印象しかない役者だが、監督としては、アカデミー監督賞を2度受賞するなど、素晴らしい才能を見せている▼先日見た「運び屋」も秀逸だった。彼の作品には度々、人種差別的な描写が出てくる。そういった、アメリカの現実を「恥」として表現することにより、人とのつながり、絆の大切さを訴えている。
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