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片隅抄

2019.04.05

2019年04月05日(金)更新
先月末からの寒の戻りには閉口したが、ようやく春めいてきた。固唾をのんで見守った新元号発表から4日が過ぎた。その2文字のうち「令」が支配的だ、復古調だと、なにか言わずにいられない人たちもいる▼必須とされる情報ツールを持つ多くの人が、各地で配られた号外に殺到する姿には驚かされた。押し合いへし合いながらの奪い合い、事故につながらなかったかと心配した。紙媒体の面目躍如というところだが、ネット上での売買はいただけない▼万葉集を出典とする初春の梅香漂う風情が伝わってくる新元号「令和」。規模では水戸市の偕楽園には及ばないが、いわき市内にも梅の名所は数多くある。思えば昭和48年、本市の花がツツジに制定される前、通学する小学校で「校花」の梅を推薦しようという話があった▼校長自ら校内放送を使い、保護者にアピールするよう児童に呼びかけた。選にはもれたのだが、校庭に植わる梅の香りは覚えている。
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