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片隅抄

2019.03.14

2019年03月14日(木)更新
カルロス・ゴーン被告の保釈が日本中、いや全世界中で話題となった矢先、ある芸能人が薬物使用で逮捕のニュースが飛び込んできた▼一般人の場合だと、それが凶悪犯罪を引き起こさない限り、大きく報道されることはない。芸能人に限らず、政治家等、世間に与える影響力を持つ人物だけに、一斉報道は当たり前のこと。そして、それによりさまざまな代償を払わざるを得ない▼今回の場合も、芸能活動の停止によって、数十億円の損害と試算されているし、それが本人に課せられることになる。ただ、それが正しいことなのかちょっと疑問も残る▼本人は処罰されてしかるべきだが、出演している作品には罪はない。全てにバツをつける必要があるのだろうか。ただ、一般人であれば間違いなく職を失うし、再就職の道も厳しい。芸能人の場合、気軽に復帰できてしまう業界の甘さが、同様の事件を生む背景になっているとも言える。業界全体で考え直すべき問題だ。
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