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片隅抄

2019.02.19

2019年02月19日(火)更新
県内屈指の豪雪地帯で知られる只見町で雪まつりを見てきた▼只見川が滔々と流れ、豊かなブナの森が広がる、国内有数の水力発電基地。真冬は初めてだ。雪降る中で大雪像を照らすように打ち上がる冬の花火を一度は見たいと思っていたが、真夏の小名浜港を彩る花火を見慣れた目には幻想的で、とても新鮮に映った▼ところがだ。空いた時間を利用して温泉で雪見風呂を楽しもうと駅前のタクシー会社に行ったら、雪まつりの送迎で人手が足りないという。土産品の売り込みには熱心な駅なかの観光案内所でも「きょうは無理ですね」と素っ気ない▼この町の観光客への態度やサービスはそんなものか、とガッカリしながら入った小さな店で、「別のタクシー会社があるから聞いてみましょう」とあっさり教えてくれたうえ、電話をかけて店まで呼んでくれた。タクシーを運転するオバチャンも明るく話し上手。町のイメージをよくするサービスとはこういうことだろう。
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