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片隅抄

2018.11.01

2018年11月01日(木)更新
11月に入ったばかりで、この一年の総決算をするのはちょっと早いが、日本のスポーツ界において考えてみたい▼今年は、日本中が感動した平昌オリンピックやサッカーワールドカップの日本代表の活躍など華はあったものの、プロ、アマを問わずさまざまな不祥事等の諸問題が露呈した年でもあった▼そんな暗いスポール界にあって、先月、微笑ましいニュースが飛び込んできた。卓球の福原愛選手の引退だ。通常、引退というと微笑ましい感情にはならないが、彼女の場合はちょっと違う。子供の頃から「泣き虫愛ちゃん」の愛称で親しまれ、その後日本を代表する選手になり長年注目を浴びてきたから、惜しむ気持ちよりも、お疲れさま的な感情が上回るのだろう。それは彼女の会見での笑顔に表れている▼リオオリンピックでの銅メダルをかけた戦いは、一生記憶に残るだろう。キャプテンとして獲得した涙の銅メダル。前回の銀よりも価値のある、誇れる「銅」だ。
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