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片隅抄

2018.08.21

2018年08月21日(火)更新
バスに乗り遅れてなるものかと、各派閥が旗幟を鮮明にする自民党総裁選。来月の投票に向け、水面下で熾烈な攻防が繰り広げられているという▼現在の権力構造では、政権党総裁イコール総理。安倍一強に挑む石破茂元幹事長だが果たして勝算はあるか。選挙後の人事などに戦々恐々する向きもあるが、歯向かう側に温情をかけるわけもない。選挙は戦いである▼もっとも自民党は闘争の歴史に事欠かない。人心収攬、閣僚ポスト配分、実弾攻撃となりふり構わぬ戦いを勝ち抜いてきた陣営が勝利をものにしてきた。中身はともかく、内部の争いもままならない管理された無風政党よりはまだよい▼昭和53年の自民党総裁で、最大派閥田中派の支援を受けた大平正芳氏が現職福田赳夫氏を破り総裁に就いた。この時の集票作戦がすさまじかったらしい。大平氏当選後、近所のある商家にお礼の電話がきたと聞いた。当時興味もなかったが、戦いは地方まで深く及んでいた。
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