いわき民報 > 片隅抄 > Blog article: 2018.08.07

片隅抄

2018.08.07

2018年08月07日(火)更新
老舗のスポーツ雑誌『Number』で、名スポーツアナウンサーの特集をやってくれないかとずっと思い続けている▼地上波だけでなく、多チャンネル時代になってさまざまな競技の中継が見られるようになったが、ここ数年、それを実況するアナウンサーの声が耳触りに思う。大げさな絶叫、解説者と噛みあわない、間が悪い、感動の押し売り…。少し黙っててくれと言いたくなる▼個人的な感想だが、相撲の北出清五郎に杉山邦博、バレーの西田善夫、サッカーの山本浩、水泳の島村俊治、野球の羽佐間正雄、柔道の山田康夫らNHKを中心に好きなアナウンサーが多かった。民放なら箱根駅伝や巨人戦の小川光明、〝謙太郎節〟と呼ばれた野球の渡辺謙太郎、ゴルフの森下桂吉など▼話術を磨くだけでなく、競技に精通するための勉強や現場取材も欠かせないはずだ。実況アナは視聴者にスポーツの素晴らしさを届ける陰の演出者。新しい名物アナの登場を待ちたい。
丸市屋の特選品はこちら