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片隅抄

2018.08.06

2018年08月06日(月)更新
今日6日は「広島原爆の日」。テレビでは広島市に原爆が投下された午前8時15分に、サイレンの音とともに黙とうする人々の姿を映し出していた▼9日には長崎市にも原爆が投下されている。昭和20年――。この年は春からの沖縄地上戦や東京大空襲などで焼け野原となり、長い戦争によって国の内外で多くの人が犠牲になった。終戦の日の8月15日を人々はどんな気持ちで迎えるのだろうか▼戦後73年。子供として戦争の記憶を心に刻んでいる人でも80歳を超し、実際に戦地に赴いた人なら90歳を超える。こうしてだんだんと生身で体験した戦争を語り継ぐ人たちが鬼籍に入り、平和な時代に育ったわれわれは映像や書物でしか戦争を知り得なくなる▼8月は戦争を考える月でもある。8月だけしか考えないのかという見方もあるが、年に1度、せめてこの月ぐらいは戦争を語り継ぐときでありたい。大震災もそうだが、次の世代に語り継ぐことの大切さをかみしめたい。
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