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片隅抄

2018.07.10

2018年07月10日(火)更新
最近、帰宅後にレンタルDVDを楽しんでいる。先日、未視聴だった佐木隆三原作『復讐するは我にあり』を見た。詐欺、強盗殺人を繰り返した末、死刑に処せられた西口彰をモデルにした実録▼事件で西口は大学教授、法曹関係者になりすまし言葉巧みに相手を信用させ、凶行に及んでいる。この間、本市でも詐欺事件を起こす。本紙の昭和38年12月28日付の見出しに「殺人指名手配 西口、平にあらわれる」「弁護士だましバッジ盗む」とある▼事件発生は同月5日、年の瀬の迫った頃に報道された。さらに本紙発行の翌29日には、老弁護士を手にかけている。当地に来たとはリアル感漂うが映画を見るだけでは、何に誰に復讐するのかいま一つ理解できなかった▼横浜市の病院で起きた連続中毒死事件。女性看護師が逮捕されたが、こちらも動機があいまい。担当する患者が亡くなると家族に説明しなければならない、これが嫌だとは。無軌道な殺人に怒りを覚える。
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