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片隅抄

2018.04.04

2018年04月04日(水)更新
全国では毎日のように交通事故が起きている。高齢者が事故に巻き込まれるケースが増えているだけに、高齢の母親と改めて交通安全の思いを強くした▼6日から春の交通安全運動(15日まで)が始まる。今回も高齢者の事故防止が重点目標の一つにうたわれている。裏を返せばそれだけ高齢者の事故が多いということだ。交通安全白書によると、75歳以上の高齢運転手がかかわる死亡事故は、死亡事故全体の約1割強を占める▼原因はさまざまだが、何といっても加齢による運動機能の衰えが一番。そこで、運転に自信が持てなくなった高齢運転者に対し、警察では運転免許の自主返納を求めているが、公共交通の整備が遅れている地方の高齢者からすると、生活の足の確保が難しいと、返納に二の足を踏む人が少なくない▼高齢者の事故を減らすためには、警察は指導、取り締まりの強化と同時に、公共交通網の整備に向けた自治体への働きかけも重要になってくる。
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