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片隅抄

2018.03.07

2018年03月07日(水)更新
早いもので東北の沿岸部を中心に、未曽有の大災害をもたらした東日本大震災も、今月11日で7年になる。当日被災地では、慰霊のためのさまざまな行事が行われ犠牲者を悼む▼いわき市では震災以降、全国からさまざまな支援を受け、復旧復興に向け力強い立ち直りを見せている。沿岸部では防潮堤の整備や住民の高台移転などが順調に進んでいる▼一方で原発事故によって海開きができない状態が続き、市内を訪れる観光客の数は元には戻っていない。また、地方経済の疲弊や原発事故による賠償金打ち切りと、零細企業は震災前並みに復活できずに苦戦している。被災者の心のケア、失われた地域コミュニティーの再生と問題は山積。今後も息の長い支援が欠かせない▼日本は世界でも有数の地震大国。専門家は日本の中で、「いつどこで大地震が起こるか分からない」と話す。犠牲者の冥福を祈るとともに、3・11を迎えるにあたって防災への意識を新たにしたい。
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