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片隅抄

2018.03.02

2018年03月02日(金)更新
3月に入り、なにかとあわただしくなっている。きのうは県立高校の卒業式が行われ、このうち市内16校では2644人が学びやを巣立っていった。心配した春の大嵐も思ったほど影響がなく一安心した▼だが、いわき地方以外の地域では強風などの被害が出ている。北海道では、暴風雪に見舞われ、車内に閉じ込められる事故も発生している。本市に住み、雪害とあまり縁のない生活を送るわれわれには、実感がない▼北海道・富良野町に移り住んだ家族をテーマにしたテレビドラマに「北の国から」がある。30年以上前に放送され、今でも名作といわれるが、ある回で外出した叔母と甥が暴風雪に遭い車内で過ごすシーンを見た▼疲労、睡魔が2人を襲いもはや最期と思われた時、馬を従えた偏屈な住民が助け出し、無事結末を迎える。自然界の前で時に人間は無力だが、英知を結集して生き延び、繁栄を続けてきた。その半面、もろく崩れ去ることも痛感した。
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