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片隅抄

2018.01.29

2018年01月29日(月)更新
県内では昨年から今年にかけ、「戊辰戦争150年」にちなむ記念イベントが行われているが、日本全国を見渡すと、150年前の捉え方に大きな違いがあるのに気づく▼本県に攻め入った新政府軍の中心部隊薩長を例に挙げると、鹿児島県の平成30年は明治維新150周年であり、「かごしま明治維新博」と銘打った。山口県も明治改元から150年で、「やまぐち未来維新」と称す▼坂本龍馬を輩出した高知県は大政奉還150周年の「志国高知・幕末維新博」、政変始まりの地・京都府も「明治150年・京都のキセキ」、江戸城があった東京都も「東京150年」、外国文化が入った長崎県は「大政奉還150周年」、新潟県の中でも戊辰戦争の戦火を強く受けた長岡藩の新潟県長岡市では150年ではなく「長岡開府400年」▼ほとんどが戊辰戦争を念頭に置いていない。太平洋戦争の沖縄県、原爆投下の広島、長崎県人の思いが少しわかったような気がした。
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