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片隅抄

2018.01.23

2018年01月23日(火)更新
各地の博物館や科学館から、新年度に行われるイベント情報が入ってきている▼ユニークなのは栃木県立博物館(宇都宮市)で3月17日から始まる「ミミズ」展だ。身近すぎるほどの生き物にあえてスポットを当てた。意外に知られていない生態が明らかになれば、後日ミミズを道ばたで目にしたとき別な見方ができるはずだ▼3・4月に行われる「山の暮らし」では狩猟から木の伐採、木材加工、炭焼きに至るまで紹介される。高齢化と後継者不足が深刻化している林業。人が山に分け入ることも少なくなって山林が荒廃している今、このテーマを設けることは意味がある▼茨城県・東海村の原子力科学館では「放射線」関係だけでなく、4月から6月にかけ「日時計を楽しむ」というテーマに取り組む。「国際緊急援助」「水道水ができるまで」といった災害時を想定した企画展もある。しかし、いわき市内にはこうしたテーマを企画する常設の施設がない。残念なことだ。
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