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片隅抄

2018.01.13

2018年01月13日(土)更新
プロ野球の世界にはかつて〝球界彦左〟と呼ばれた人がいる▼浜崎真二(1901―1981)。全国中等学校野球大会で準優勝、慶応大では投打で活躍し、南満州鉄道入社後も社会人野球でプレー。プロ野球誕生前の全日本チームに選ばれ、戦後になって阪急に入団したときは45歳!▼身長150㌢台の小柄な投手ながら投打で数々の最年長記録をつくり、評論家時代は歯に衣着せぬ物言いで知られた。口は悪いが正鵠を得ていたため、天下の御意見番大久保彦左衛門にならって〝球界彦左〟の異名をとった▼物分かりのいいオヤジが増えたが、西鉄で活躍した故豊田泰光さんも、評論家時代は愛情と激励を伴った辛口の論評で人気を呼んだ。問題続きの角界でいえば元横綱で解説者の北の富士さんが、物言えぬ人々に代わって機知に富んだ苦言を呈している。先日亡くなった星野仙一さん。大所高所からプロ野球の発展のために〝平成の球界彦左〟になってほしかったのだが。
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