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片隅抄

2018.01.12

2018年01月12日(金)更新
今年の干支「戌(いぬ)」をテーマにしたミニ企画展が31日まで、市考古資料館で開かれている。展示資料を一読したが、なかなか興味ある内容が豊富だ▼十二支の説明から始まり、イヌの生態分類、国内外で発見された遺跡に残る姿など。本市内でも骨格が出土した「上ノ内遺跡」「大畑貝塚」など11カ所の一覧、さらには干支の付いた地区名もある▼最も多いのが「午(うま)」、次いで「申(さる)」。戌では平、小名浜、勿来、田人、久之浜にある犬吠、犬飼、男犬平、犬松沢と少なく、全くないのは寅(とら)。ついでに「イヌの漢字が入ることわざ・熟語」はスペースを割いている▼読み進めると不勉強のせいか、知らない言葉が多い。吝嗇、根拠のない噂の流布をたとえた「犬にも食わせず棚にも置かず」「影もないのに犬は吠えぬ」など。ほかにも資料には多岐にわたる文例が記されている。学習効果にもつながるものだ。いま一度、じっくり読みなおしたい。
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