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片隅抄

2017.12.05

2017年12月05日(火)更新
車のラジオから井上陽水さんの懐かしい曲が流れていた。今から45年前の昭和47年にリリースされた名曲『人生が二度あれば』▼札幌冬季五輪とミュンヘン五輪が開かれ、沖縄返還、連合赤軍のあさま山荘事件や川端康成のガス自殺があり、上野動物園でパンダが公開された年でもあった▼この歌に登場する父親は65歳、母親は64歳。現在ならまだ壮健で仕事を続けているか、第二の人生を趣味で謳歌している世代だが、陽水さんは〝顔のシワはふえてゆくばかり〟〝子供だけのために年とった〟と歌う。父母がこたつでお茶を飲みながら若いころを夢見るように話し合う…とも▼60歳代前半で?と思ったが、平均寿命がだいたい男性70歳、女性75歳のころに発売された曲なのだった。今年7月に厚労省が発表した平均寿命は男性80・98歳、女性87・14歳と世界最高水準にある。その陽水さんも69歳。超高齢化社会のいま、第二の人生について陽水さんはどう歌うのだろうか。
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