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片隅抄

2017.11.11

2017年11月11日(土)更新
色とりどりの菊花に彩られた二本松市の霞ケ城跡で立派な箕輪門と櫓、石垣を眺めながら磐城平城をおもった▼今回の市議会定例会で静岡市の駿府城を例に復元費用が三階櫓だと約4億円、八棟櫓なら約2億円という試算が出された。この額を高いと見るかどうかは人それぞれだが、計画が独り歩きするのだけはやめてほしい▼櫓を建てて何をするの? 櫓の中はどう利用するの? 石垣は? まず復元ありきではなく、まずはこれらの疑問を明らかにしなければならない。お膝元となる平市街地と勿来や小名浜地区、山間部の住民との間で復元への期待度の意識の差はどれほどだろうかとも思う▼定例会では好間三小の閉校も明らかになった。田人や三和に残された閉校後の校舎利用もどうなっているのかよくわからない。お飾りの櫓では高すぎる。会津鶴ケ城や白河小峰城のような観光の目玉にはなるかは疑問だ。校舎の有効活用も現実的な問題として考えてもらいたい。
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