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片隅抄

2017.10.24

2017年10月24日(火)更新
東日本大震災のさなか、「今の混乱の中では音楽どころではないだろう。でも今にきっと〝音楽の力〟が必要になるときがくる」と、ある歌い手が語った▼震災直後は何よりも食べ物と飲み物の確保に必死だった。しかしライフラインが回復してくると、人は心の癒やしを求めるようになる。被災地支援にさまざまなジャンルのミュージシャンや音楽家がいわきを訪れたが、歌声や演奏に耳を傾けながら涙した人は少なくない▼週末の雨の中、平市街地で街なかコンサートが開かれた。文化の秋とあって、今は市民文化祭はじめ市内各地でも公民館まつりや秋まつり真っ盛り。ここでも演奏や歌声が響いている▼音楽を通してまちおこし――。市内13地区のイメージソングを、それぞれの地区で作詞・作曲し、発表しあう音楽イベントを開けまいかと思う。ステージのバックにはその地区の美しい景観がオリジナルの映像で流れる。ふるさとへの思いが込められた一曲になろう。
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