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片隅抄

2017.10.20

2017年10月20日(金)更新
茶会の取材にはたびたび足を運ぶ。主に裏千家淡交会いわき支部の各社中が市生涯学習プラザ和室で催す機会が多い▼先日、同支部主催の茶会がほかの会場であった。多くの社中が一堂に会し、会員のみを対象に茶をふるまった。通常の取材は薄茶席がほとんどだが、今回は濃茶席も加わった。ここで運ばれてくる器が1碗だけなのに奇異を感じた▼不調法のため、聞いてみたところ1つの茶碗を数人でいただくとのこと。ここである逸話を思い出した。豊臣秀吉が配下の武将を招き茶会を開いた。たぶん濃茶かもしれないが、順に回ってくる大谷吉継の茶を秀吉だけが飲み干したという▼病に侵され、誰もが遠慮したのだが希代のひとたらしは違った。この一件がのちの「関ケ原」西軍参陣につながるわけだ。さて衆院選も終盤。利害錯綜する各党のありさまを関ケ原前夜に例える向きもある。失速する新党を尻目に排除組が勢いを増す。天下分け目の決戦は明後日。
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