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片隅抄

2017.10.03

2017年10月03日(火)更新
涼しくて、空気が乾燥する好天が続くこの時期、一斉に行われるのが指定文化財の〝虫干し〟――いわゆる「集中曝涼(ばくりょう)」だ。それぞれの神社やお寺ではこの機会に、普段見られない貴重な仏像や絵画を特別に公開している▼NHK朝の連続ドラマ「ひよっこ」の舞台の一つにもなった茨城県常陸太田市では、今年も21・22の両日開かれる。市内には160件の国・県・市指定文化財などがあるが、今年は19カ所で拝観することができる。同時期は隣接する常陸大宮市でも実施する▼文化財の一斉虫干し。いわき市内では耳慣れないが、各寺社ではどうしているのだろう。『いわき市の文化財』(市教委発行)を見ると、素晴らしい文化財が市内にはたあくさんあることがわかる▼これらの一部は市文化センター1階にあるが、〝展示〟というよりも〝放置〟された感は否めない。文化財を市民が身近に感じる集中曝涼、または大掛かりな文化財展の開催を望む。
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