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片隅抄

2017.09.28

2017年09月28日(木)更新
「衆議院って、任期満了で選挙になったことあるのかな?」―友人の問いかけに即答できなくて調べてみた▼戦後、日本国憲法が施行されてから任期満了で投票があったのは、昭和51年12月の1度だけ。その年は、ロッキード事件で故田中角栄元首相が逮捕された年でもある。当時の三木武夫首相は、解散総選挙による自民党内の指導力回復を画策したものの、反対勢力に解散権を封じられたまま任期満了を迎えたのだった▼ロッキード事件の真っただ中、混乱する政局にあって、解散で逃げることなく果敢に向き合っていたことがよく分かる。そして今回の解散に関して、〝「大義」はないが「大疑」はある〟という面白い表現をネット上で見つけた▼「国難突破解散」と言っているが、混乱に乗じて勢力の拡大を画策しているのは明白だ。総選挙には数百億円の血税がつぎ込まれる。政治は、国民の生活を守るために行われなくてはいけない。勢力の維持のためではない。
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