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片隅抄

2017.04.28

2017年04月28日(金)更新
世にいう「バカヤロー解散」があったのは昭和28年3月の衆議院予算委員会。時の吉田茂首相が社会党右派の西村栄一議員との質疑応答の場面で発した。この失言が問題視され、解散につながった▼もっとも政権を持つ自由党内の非主流派の誘いに乗った一部が懲罰動議に加担し、さらには内閣不信任案の流れになった。古い例を出すまでもないが、政治家の舌禍は今でも問題視されるため、より慎重な発言が求められる▼先の「東北でよかった」。何とも軽々なフレーズがもとで、大臣を辞した今村氏。前回の感情的な記者会見から時間も立っていないのに、またもの感。後任には、本市出身の吉野正芳衆院議員が就任した▼さっそく「時の人」として、被災各県に足を運び、前任者のおわび行脚に出た。日頃は明朗快活な議員も責務の重さからか、厳しい表情を崩さない。東日本大震災では自宅、事務所も被災した。体験者のみ知る事実を復興に反映してほしい。
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