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片隅抄

2016.12.19

2016年12月19日(月)更新
今年は、幾度となく芸能人らの薬物乱用のニュースが世間をにぎわせた。あらためて依存症の怖さを示した例も多かった▼そうした中、先日、市内の薬剤師から「一般市民の間に、こうした乱用が問題にされる薬物と、医療用麻薬を混同するケースが増えてしまうのではないかと懸念している」という話を聞いた。医療用麻薬とは、モルヒネなど安全性が確認され国が認証した薬剤を指し、がんの疼痛緩和などに活用されている▼しかし今、乱用により害を生む危険な薬物と、医療用麻薬を同じものととらえ、「怖いので使いたくない」と話す患者や家族もいるという。医療用麻薬が、緩和ケアにおける患者のQOL(生活の質)の維持にとても重要な役割を果たしているにも関わらずだ▼先の薬剤師は「正しい知識を持って薬を適切に使ってほしい」と話す。さらには「誤った認識が広がらないようにするために、われわれの側から理解を促していく必要性を感じている」とも。
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