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片隅抄

2016.10.27

2016年10月27日(木)更新
巷ではそろそろ忘年会の声も聞かれる季節になってきた。乾杯に始まり、手締めで終わる宴会。その手締めに関して、面白い話を聞いた▼手締めは、三本締めが正式だが、最近では、一本締めが主流のようだ。「パパパン、パパパン、パパパン、パン」と10回手打ちをするのが正式な一本締め。それを3回繰り返すのが三本締めだ。最後の10回目の「パン」には、「九」に一つ足すと「丸」になることから丸く収まると言う意味が隠されている▼しかし、騒々しいという、周りへの配慮もあるのかもしれないが、「パン」と、1回の手打ちで済ます場合もある。これは、「一丁締め」とも呼ばれている締め方であり、「一本締め」ではない▼一本目は、主催者に向けて、二本目は、来賓、来客に向けて、三本目は、その会自体、及び欠席者に向けてという意味があるという三本締め。何げに行っている手締めだが、何事も最後までおろそかにしてはいけないという先人の教えがある。
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