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片隅抄

2016.10.13

2016年10月13日(木)更新
いわき市で迷惑防止条例、いわゆる「客引き禁止条例」が施行されて1年以上がたつ▼安心して夜の繁華街を歩けるようになった。なったはずだが、ちょっと変な状況になっている。確かに声はかけられなくなった。しかし、皆無ではない。通りに立っている女性の数に変わりはないように思える。声をかけることは少なくなったが、逆に客から声をかけられるのを待っているようだ▼先日は、出勤途中のレンガ通りで声をかけられている人を見かけた。場所柄、カラオケが聞こえてきたり、千鳥足でタクシーに乗り込む姿を見るのは珍しくないが、初めてのことで驚いた▼夜の繁華街を見れば、代行やタクシーがわが物顔で通りを占領し、客引きの女性が闊歩する。取り締まりが終わると逆戻りの悪循環が続く。取り締まりの甘さを指摘する人もいるが、必ずしもそうではない。それらを欲する客側にも責任がある。その自覚を持つことが一番の解決策かもしれない。
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