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片隅抄

2016.09.23

2016年09月23日(金)更新
長らく本市平に住む身として、旧城跡の通称〝お城山〟はなじみ深い存在。今は聞かれないが、朝晩の時刻を知らせるメロディーがスピーカーから流れたのも懐かしい思い出だ▼まちを一望できる旧平城本丸跡地。昨今、有志がさまざまな企画を練り上げ、創生とPRに努めている。今年は市制施行50周年に当たり、各行事が同跡地で展開された。昨日からは平城を模した「一夜城」も出現、市民の注目を集めている▼昭和30年代後半に盛り上げを見せた平城再建計画。もろもろの事情で中途半端のまま頓挫した。誰の音頭で始まったかは今さら問題ではないが後年、工事現場に打ち込まれたままのパイル数本が印象に残る▼大がかりな仕掛け、奇抜なイベントもよろしいが、今ある景観を大事に有効に使うことも必要。あす24日に開かれる「第7回龍が城 月見の宴」などは好例と思う。過去2回訪れたが、暗闇に浮かぶ無数の行灯は幽玄の趣。一度ご覧になるとよい。
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