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片隅抄

2016.09.17

2016年09月17日(土)更新
恐竜がいた時代の地層からフタバスズキリュウを発見した鈴木直さん、そしてハチやアリが入った琥珀を発見した鈴木千里さん▼2人の鈴木さんの話の中にしばしば登場するのが〝まちの小さな博物館〟四倉史学館と館長を務めた小桧山元さんだ。のちに世紀の発見をする2人の少年が、自分で見つけた石ころを手に「これなぁに?」と物知りのおじいちゃんに教えてもらっている姿が目に浮かぶ▼市文化センター1階「科学展示室」に25日から、いわきの偉人たちを紹介するコーナーができる。長い間新しい展示もなく、〝科学〟とは名ばかりの納戸部屋になっていたが、文化系の展示室になるようだ▼いわきの科学系は産学官連携で研究が進められている。科学館建設は無理だとしても、子どもたちがいつでも無料で入れ、そこに小桧山さんのような気さくな専門家がいる展示室にしてほしかった。化石だけでなく、地震や環境、原子力も通じるようなきっかけになる場所に!
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