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片隅抄

2016.05.21

2016年05月21日(土)更新
沖縄県で20歳の女性が駐留している米軍属の32歳の男に殺害された事件は、怒りを通り越してやるせない思いでいっぱいだ▼かつてはいたいけな少女がアメリカ兵に殺害されたこともあるし、米軍機が墜落して多くの死傷者を出したこともある。交通事故など報道されない小さなトラブルは数えきれないだろう▼「どうしていつも沖縄だけがこんな目に遭うのか」という叫びを、〝本土〟のわれわれはどう受け止めたらいいのだろう▼日本を含む極東の安全のために沖縄に置かれた米軍基地と都心の電力を賄うために置かれた福島県の原発は似ている。だとすれば、遠くから知らないところへ配備され、ある意味命をかけて働いてる米兵士は、原発事故の収束のために日夜被ばくと闘いながら働いている、他県から福島県に来た作業員とあてはまる。しかしどちらもごく一部の人間の犯罪によって全体が悪い印象をもたれてしまう。間違いを繰り返さないことを願うばかりだ。
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