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片隅抄

2016.02.22

2016年02月22日(月)更新
新米記者のころ、手痛いミスをしたことがある。技量不足の一言に尽きるが、取材対象の話を誤って解釈し、事実と違う記事を書いた。謝罪と訂正という洗礼に、ひどく落ち込んだ▼人間である以上、ミスは必ず起こる。が、こうした仕事上の社会や他人に影響を及ぼすミスほど痛いものはない。なぜミスしたのか――疲れなのか、慣れによる慢心なのか、理解不足だったのか――再発を防ぐためにも、原因を考え、自分がミスしたことを認めることがまず大事だと痛感している▼そして今、新年度に社会人としての一歩を踏み出す若者たちへ、経験上「新人ゆえのミスがきっとある」。でも、そこから学ぶことも多い。深い反省を次につなげてこそ成長できるのだと思っている▼そして、複数の人間で成り立つ職場においては、自分1人では絶対に防げないミスも必ずある。組織の一員であることを自覚し、責任感と協調性を大切にして、仕事に向き合ってほしいと願っている。
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