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片隅抄

2016.02.01

2016年02月01日(月)更新
その昔、近所の飼い犬はだいたい放し飼いで、ほえられたり、追いかけられたりと、何度も怖い思いをした。だが今、そんな飼われ方の犬を見ることは滅多にない。民度の向上に加え、生活環境の変化が大きく関係していると思っている▼現在は、小型犬でなくても室内で飼っているケースは多い。さらに飼い始めた理由を聞くと「子どもにきょうだいがいないので」「子どもが成長して家を離れ寂しいので」ということもしばしば。ペット=家族なのだとしみじみ感じる▼それゆえ、愛情たっぷり、しつけしっかりという犬が多く、怖い思いなどすることは皆無だ。一方、この裏返しのように、飼い犬の死後、長くペットロスに悩まされているという話も幾度か聞いた▼また最新調査では今、ペットは犬より猫の方が多いとか。高齢化や1人暮らしの増加で、猫に比べ世話のかかる犬の飼育数が減っているそうだ。動物との関係にも、人社会の悲喜こもごもが透けて見える。
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