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片隅抄

2016.01.8

2016年01月08日(金)更新
来週11日は「成人の日」。いわき市内では前日10日、13会場で式が挙行される。平成8年生まれの若者が大人の仲間入りをするわけだが、こちらが意気盛んだったころの赤ん坊がと思うと月日の速さを思い知る▼成人の日に合わせて、洋酒メーカーが全国紙に広告を掲載している。最初の書き手が作家山口瞳さん。〝成人おめでとう〟で始まる文章には酒の飲み方、他人との処し方、社会ルールなど自身の体験で得たことをメッセージ調で伝えてくれた▼現在、その役は伊集院静さんが務める。著書『大人の流儀』シリーズが軒並みベストセラー入りする作家である。多面的な顔を持ち、一貫した生活信条を漂わせる言葉の数々にはうなずくことも多い▼その1つに「不幸の人と幸福の絶頂の人が隣り合わせで路上に立つことが日常ある。だから大人は、はしゃぐなということだ」。成人式に限らず、度を超す若者がいる。いい年をした大人もそうだ。時に自戒する。
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