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片隅抄

2015.09.03

2015年09月03日(木)更新
日常のふとしたことを機に、その後の道が開けたという話を聞くことがある。未来からやってきたネコ型ロボットとして、長年子どもたちに愛されてきた「ドラえもん」も、そんな例の1つだ▼40年以上前、雑誌『小学〇年生』の連載を楽しみにしていた思い出があるが、何と連載開始のきっかけは、締め切りの朝までアイデアが浮かばずに難儀していた作者の藤子・F・不二雄が、娘の起き上がりこぼし人形につまずいたことだそうだ▼そうして、あのまあるい親しみやすいキャラクターが生まれたのだ。また、ドラえもんは、ロボットとはいえ、作品中ではごく普通の人間と同じ生活を送っている。そんな「人間味」もロングセラーの理由に違いない▼ちなみに、身長は129・3㌢。連載開始当時の小学4年生の平均身長に合わせた設定で、子どもを見下ろさないと言う意図がある。さらに誕生日が、この数字に合わせた2112年9月3日というのは、ご愛嬌かもしれない。
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